2026-02-24から1日間の記事一覧

【仏教の引用】 「四勝力」の四つの勝れた力

「作意力(さいりき)」とは、玄奘三蔵が、信心決定【通達位】するまでの道程として『成唯識論』に、四勝力(ししょうりき)の中の一つとして説かれた教えです。 四勝力(ししょうりき)とは、 1️⃣因力(いんりき) 2️⃣善友力(ぜんゆうりき) 3️⃣作意力(さ…

【仏教の引用】 四縁について【成唯識論】 (4)増上縁

(4) 増上縁 (ぞうじょうえん) 以上の三縁以外の、全ての原因として考えられるものを増上と言います。したがって、その含む範囲はすこぶる広いのです。 私の運命に、積極的に力を与える場合に〖有力(うりき)増上縁〗と、私の運命を妨げないことが原因になると…

八正道の解釈④

「慈悲」と「八正道」の関係について、教えて下さい。 【回答】 慈悲は、お釈迦様の教えの全般に浸透しております。 お釈迦様が説かれた最も根本的な教えである、 「四つの聖なる真理(四聖諦)」にも内在しています。 お釈迦様は、 四聖諦(ししょうたい)の真…

【仏教の引用】唯識学で教えられる「我執(がしゅう)」と 「法執(ほうしゅう)」の「二執」、 「煩悩障(ぼんのうしょう)」と「所知障(しょちしょう)」の「二障」について教えて下さいませ。

【回答】よく煩悩と言いますが、これは、仏教で私達の苦しみの要因としての心理的な現象を取り出したものです。唯識の「五位百法」の分析の中では、根本煩悩が六つ、更に随煩悩(枝末煩悩)の二十が教えられています。煩悩の本来の意味は「痛み、苦しみ」と…

【仏教の引用】「六根、十二処、十八界」とは、どういうものなのか、解説させて頂きます。

「六根、十二処、十八界」とは、どういうものなのか、解説させて頂きます。まずは、六根(ろっこん)について、説明します。千日回峰などで、「六根清浄、六根浄・・・」と唱えて修行していらっしゃる方もいますが、この六根清浄の六根です。六根とは、眼・…

八正道の解釈③

八正道とは、以下の通りです。正見(しょうけん)ー 正しい真理の理解・智慧、正しいモノの見方正思惟(しょうしゆい)ー 正しい思考正語(しょうご)ー 正しい言葉の行い正業(しょうごう)ー 正しい身体の行い正命(しょうみょう)ー 正しい仕事、生計の仕…