2026-03-11から1日間の記事一覧

言葉が先か物が先か

はじめに言葉あり、と聖書で書かれている。しかし日常生活では物が先になるケースの方が多いように思われる。物が視界に入ってアスペクトされると比重率が下され、コップであればコップの比重率が下され、コップという言葉がうちに現れる。コップはみられる…

【現象学】表象するものと表象されるもの

表象するものの例として、風船を膨らませるということが考えられる。風船に空気を入れて膨らませる行為が表象する行為であり、膨らまされた風船が表象されたものである。風船を膨らませる自己自体が表象するものであり、機械に任せてもその機械自体が表象す…

人格的信頼④詭弁

人格の構築性概念といったものを思考して見つめ直すことが人格を構築する一歩となる。人格を構築するには、純粋行為・純粋思惟・純粋記憶・純粋発話が加味されるはずである。純粋行為において、その行為ひとつひとつが人格を築いていく。純粋思惟も人格を形…

知識の拡張⑬

西田幾太郎は、純粋経験を直接知ること、であると考えていました。西田は純粋経験の素晴らしさは直接知ることの価値に見出されると考えました。知ることは簡単かもしれませんが、よく考えてみると珍しい出来事であることが考えられます。目の前にりんごがあ…

フッサールに学ぶ『類比的統覚』①

フッサールが他我認識の問題を初めて論じたのはかれの中期の「デカルト的省察」の第5省察「モナド論的相互主観性としての先験的存在領域の解明」(船橋弘・訳)でした。 (「デカルト的省察」の訳には三種類あって、古い順から山本万二郎訳、船橋弘訳、次いで浜…