義務論 倫理学 part8

私たちが考える義務論は、絶対に従うべき内容、ともいうべき考え方です。

 

しかし本雁の義務論は正しいことを実践すべきである、というものであります。

 

正しいことを義務付けること、これも義務であります。ゴミ袋をゴミステーションに捨てるさいには、燃えるゴミと燃えないゴミに分別すべきである、という市民の義務もあります。

 

トナカイという言葉の意味は、「義務」という意味であります。

 

自転車に乗っているときは、ヘルメットを被ることも義務であります。自動車に乗っているときは、酒気帯び運転であってはならない。が、義務で酒を飲んではいけないわけではない。酒を飲んではいけないという義務はない。しかし酒を飲んだ責任は重い。酒を飲まずに運転すべきである。

 

法律において義務であることを実践することは正しい傾向にある。酒を呑まずに運転「すべき」であるという実践理性も正しい傾向にある。私たちは「すべき」である行動を取ればいいのだ。

 

その行動のためには善なる意志を見出す必要がある。善意志によって実現した人助けは、一般市民から讃えられることがらだ。

 

善意志はそれだけで善そのものである。善意志はそれだけ輝かしいダイヤモンドとも言えよう。