直観レベルのルールとは、私たちの直観に基づく道徳的判断に準じた規則、とでも言えようか。
しかしながら、そういうルールは見当たらないはずである。似たようなケースでありうるのは、日本の法律が挙げられる。法律を例に書いてみたい。
自動車運転死傷処罰法
| 罪名 | 概要 | 条文 | 法定刑 | 時効 | 備考 |
| 危険運転致傷 | 危険な類型の運転により負傷させる | 2条 | 15年以下の懲役 |
10年 |
犯罪には様々な罪名が設けられており、これはあくまでも法令の一部を取り上げたものである。
私が直観レベルのルールの構想をお手伝いをしたいと思うのは、法律には加味されなかった内容を提案できると考えたからである。法律を制定するのにも、多少は直観的なレベルの内容を加味するはずである。しかしながら、私たちの身近な道徳観の提起においては、これもまた直観的なレベルで組み立てられ得るが、究極的な問題(トロッコ問題等)においては、批判的思考によって吟味されなくてはならない。