ディオニュソス的、アポロン的

(以下引用)

以下、竹田青嗣氏の『ニーチェ入門』記載のアポロンディオニュソスのそれぞれの概念を整理した記述を引用しよう。

アポロン的……夢幻、形象化、固体化、秩序化、英知的、理性的、造形芸術(彫刻・絵画・詩)、節度、コスモス

ディオニュソス的……陶酔、一体化、狂騒、情動的、感性的、音楽、過剰、カオス

(以下引用)

アポロン的芸術=彫刻、絵画、叙事詩

ディオニュソス的芸術=音楽、舞踏、抒情詩

(以下引用)

 

ポロン神は理知的な予言の神であり、芸術を司っていて情念を芸術という形式に形象化する力を象徴している。
 対してその対立概念としてニーチェが提示したディオニュソス神はバッカスと同一視される酒の神で、祝祭などの狂乱状態や陶酔を象徴している。

 

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酒神であるデュオニュソス神と理知的な予言の神すなわちアポロン神。

 

物自体とは、私たちに認識できない物そのものである。ショーペンハウアーはカントの物自体に影響され、「意志」を物自体と考えた。

 

この物自体をニーチェは、ディオニュソス的と考えた。「悲劇の誕生」においては、ディオニュソス的、そしてアポロン的な展開がみられる。