2025-03-03 ヘーゲルの否定性 2 ヘーゲルは否定性という観念に傾倒した人物である。植物の否定性において、種を撒けば華が咲き、華が枯れれば果実となる。この枯れれば、という動的部分を否定性であるとヘーゲルは解釈する。ヘーゲルによれば植物の発展の諸段階で否定性が関与することにより新たなテーゼを獲得するに至るという植物世界の運動性がこの世界の真理性であると主張した。 ヘーゲルは肯定と否定というテーゼとアンチテーゼを発案した。そのテーゼをアンチテーゼで迎えるときに、アウフヘーベンが起こりジンテーゼとなると考えた。