【美学】 ミーメーシスのテクネー

ミーメーシスとは模倣を指す。テクネーは技術を指す。

アリストテレスはミーメーシスのテクネーを重視していた。プラトンはミーメーシスを重視しなかったが、テクネーは重視していた。

美的対象としての交流という模倣とは、美的活動の善と扱われることがある。

ミーメーシスを実行することで芸術に新たな色合いが見られ、ゼロから生まれた芸術は真に新たな彩りを齎す。

真に彩りを齎す美術作品は、崇高であり、偶像崇拝の対象となるおそれがある。

真なるものがすべて完璧とは言わない。真なるものに欠点というものが存在する。

例えば、蝶々という生命体の中の真なる蝶々というものは、色鮮やかであるが、蜘蛛の巣にかかってしまう危険性がある。この巣にかかると逃げられなくなるおそれがある。

ヘーゲルは、真なるものは全体である、と言っている。真なるものは存在であり、その存在は全体を網羅する。ウィトゲンシュタインは、すべては物の総体ではなく、成り立っている事柄の総体である、というふうに解釈している。真なるものと真なる性質が大体の成り立っている事柄であろう。