時間は前後的な観念としてア・プリオリに把捉させる。ア・プリオリに前後的な観念が純粋意識に含まれている。エポケーすることで純粋意識を見渡すことに繋がるとフッサール言う。空間においても場所的な観念が純粋意識にア・プリオリに含まれている。時間と空間両方観念で描くことで、私たちは判断することが可能である。
筆箱をエポケーしたとき、ずっと前からそこに置いてあったことを見出すことが可能である。誰も触らない時間帯を純粋意識は判断する。古い筆箱であるとか、微妙な筆箱であるとか、そういう情操が放たれる。古いけど使っていることに微笑ましくなる。まだ使える筆箱であるとか、価値の高い希少品であることに思い巡らすことがある。幸せの筆箱であろう、と私は純粋意識で把捉するのである。ありがとう、筆箱様。