(「解釈」)空談
ハイデガーが頽落として取り上げる項目に空談というものがある。
空談はおしゃべりをすることであり、価値のないおしゃべりをしている者達を批判しているだろう。
(「解釈」)好奇心
好奇心にそそられてあれやこれや手を出してしまい失態を犯すという頽落がある。
(「解釈」)曖昧性
少しくらい曖昧な会話はまだしも、はっきりと了解できないゆえに曖昧性の頽落に陥っているケースがある。曖昧性があるところでは行動に結びつきずらい感じがある。
(「解釈」)悪意と善意
悪意があるところでは安心には及ばないケースもある。善意で善行をしなくては悪意がはびこってしまうことも懸念される。
闇バイトをしたくなったりしょうがなくやっていたりするまでの隙間に、悪い事はしなくていいという考え方がないことも懸念される。悪い事はしてはいけない、と教育することも大事だとハイデガーは言いたかった。