2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不安論

私たちは日々の暮らしの中で、何らかの不安を抱くことがあります。その不安に関するお話をしたいと存じます。 不安とは何種類あるのか、ケースを見ていきたいと思います。 ①母に対する信頼感の無さから来る不安 母を信頼できなくて不安に陥るケースがある。 …

無知からの現象学【現象学】②

意識の志向性が齎す意識現象は、私たちには様々な解釈を取って添えられる。 意識現象と述べるとき、それは身体の内に秘めた意識現象、と捉えられるおそれがある。 またして意識現象と呼ぶとき、信じた内容が実って「現象化している何か」が発生しているとい…

一般意志と全体意志

一般的な、多数の意志が一般意志であり、すべての意志の総和が全体意志であろう。 普遍的な意志が一般的な意志でもあります。 特殊意志は個人的な意志でしょうか。一般意志に対する契機として編み出された概念です。

凄い人になる方法➁

凄い人になりたい、凄い存在になって人生を謳歌したい、そんな方に読んでもらいたく書かせていただきました。 ①ノートとペンを揃えてノートに書く 今日は何日で、何曜日で、何々をした、ということを文字に起こします。 夢でこういう映像を見て、何々を覚え…

直観レベルのルール part14

直観レベルのルールとしては小学校時代の頃に荷物を閉まっておいた場所を狙って盗もうとする行為は、決して起きてはならないから、盗んだ者を罰則とするといものが挙げられる。 盗んだ者を罰則する内容としては、約五千円の罰金や、悪評価の成績を齎すことも…

面白い、を考える

面白い漫画、面白い漫才、面白い映画、形態は色々あれど、面白いものはやっぱり面白いものです。 テニスの王子様という漫画もアニメもありますが、特殊能力というものが面白い秘訣ですね。負けそうなときに逆転する、というのも面白い秘訣でしょうか。 逆転…

超完璧主義のすすめ

この記事では"超"のつく超完璧主義に関する話題を書き、自分も機知の富んだ発想をしたいと思います。 ・超完璧主義は完璧主義よりもっとこだわる 超完璧主義は完璧主義よりもっと深い思考を目指します。細かいことにもこだわります。 ・カウント(数えること…

バイアス学

・人は思い込みでできている 人は何万という情報を蓄積し、さらに思い込みや勘違いを蓄積していきます。 バタフライエフェクトをご存じでしょうか。小さなバタフライが少し飛んだだけで 竜巻が発生してしまうことを指します。 遠距離の空間にバイアスがかか…

直観レベルのルール 倫理学part13

直観レベルのルールの提起するさいに、気を付けておくべきことがらを書いておきたい。 ①人間の命を救済にするにしても、誰か(人)の命を犠牲にしてもよいか、という問題であれば、それらを統合して批判的レベルで考える ②信頼には及ばない誰かに関しても、…

直観レベルのルール 倫理学part12

直観レベルのルールとは、私たちの直観に基づく道徳的判断に準じた規則、とでも言えようか。 しかしながら、そういうルールは見当たらないはずである。似たようなケースでありうるのは、日本の法律が挙げられる。法律を例に書いてみたい。 自動車運転死傷処…

自由と運命愛

ニーチェは運命愛を信仰し、人生のいわば虚無という価値観であるニヒリズムに陥っても、仮象と見做して積極的ニヒリズムに立ち返ることを愛する、という段階を確立した。 誰かが行為せずとも、台風によって家屋が破損されるということがらは、あり得るケース…

ショーペンハウアー 【意志論】

意志とは自然に発生するものであろう。 意志とはそれ自体では豚に真珠のようなものであり、指針がしっかりしていないと何の役にも立たないであろう。 意志とは被観照態とも言えるものであろう。よって意志とは観照される、いわば対象を取られるものなのであ…

直観レベルのルール 倫理学 part11

道徳的な判断をベストな場面で行使できるか、ヴァーグナーは批判的である。 ヴァーグナーは大天使のように人間が間違いもなく判断できるとは限らない、いついかなるときもその状況でベストな行動を取れるという大天使ではない、と主張したかったのであろう。…

道徳的な判断をベストな場面で行使できるか、ヴァーグナーは批判的である。 ヴァーグナーは大天使のように人間が間違いもなく判断できるとは限らない、いついかなるときもその状況でベストな行動を取れるという大天使ではない、と主張したかったのであろう。…

メタ倫理学 part10

善という概念とはなにか。善の対義語として悪という概念もある。カントは善意志だけを善と考えた。 カントの「善意志だけしか善じゃない」という言説は本日(1月20日)発された。 メタ倫理学では、善なる行動を指針にしている言説の一部分から観照していくこ…

ウィトゲンシュタイン モノコト理論

ウィトは「世界は成り立っている事柄(事実)の総体である」と書いた。 成り立っている事柄とは、一見、目の前にあるりんごといった存在のことではないかと考えてしまうおそれがある。しかしウィトは、目に前にあるりんごやスプーンといった「モノ」ではなく…

正義論 正義を考える倫理学②

正義について二回目の投稿となります。正義とは英語では「justice」と訳されます。 ジャスティス ジャスティス2 遊戯王にもジャスティスという言葉を用いるカードがあります。ジャスティス・ブリンガーというモンスターはエフェクト・ヴェーラーのようにな…

正義論 正義を考える倫理学

正義とは何でしょうか。正義とは功利的な展開のために翳す態度的事象でしょうか。 正義とはどのような際に用いられるでしょうか。トロッコ問題をご存じでしょうか。 トロッコ問題の内容について説明したいと思います。 ★あるひとりの一般市民がトロッコに乗…

理戒主義とは何か

理戒主義とは、仏教における「戒・定・慧」の三学の一つで、特に戒律の重要性を強調する考え方です。戒は、仏教徒が守るべき倫理的な規範や行動基準を指し、これに従うことで心の平安や智慧を得るとされます。日蓮大聖人の教えにおいても、戒を持つことが修…

理戒主義とは何か②

物事を理性的に判断していくこの理戒主義。

存在解釈論

存在とは何か。 ★頭で想像している映像はどう成り立っているか。 きっと頭で想像しているうちにそれは存在しているのであろう。 観測したときにしかないと言えるのは想像態であろう。想像態は観測しているときにそのままで存在しているのであろう。 ★目の前…

ハイデガー 本来性と非本来性②

(「解釈」)非本来性 自分が自身の生き方を確立していない、あるいは、見失っているとき、非本来的であるという。非本来性を持つ自己はいわゆる本来的な生き方を放置(本来性を目指す者も居るが)しているようにも見受けられるであろう。本来性を目指す自己…

正しい判断、正しい見解 仏教 倫理学 part9

正しい判断ができれば、苦しみがやむのであります。 お釈迦様がはじめてお説法された内容が四諦と八正道でありますが、その八正道というのは、正見(正しい見解)正思惟(正しい考え)正語(正しい言葉)正業(正しい行為)正命(正しい生業)正精進(正しい…

TAKAYUKI 考察

492 名前:考える名無しさん 2025/01/16(木) 09:48:35.25 0 そして神経活動の本質とは、物質的世界を超えたところにある。物質的世界、この世、現世とは、その他のものから明確に区別できる具体的な事物や現象、肉体、自我から構成された世界だ。このため、…

義務論 倫理学 part8

私たちが考える義務論は、絶対に従うべき内容、ともいうべき考え方です。 しかし本雁の義務論は正しいことを実践すべきである、というものであります。 正しいことを義務付けること、これも義務であります。ゴミ袋をゴミステーションに捨てるさいには、燃え…

規範倫理学② part7

行動の規範としてどのような項目があるでしょうか。 ①「行動の規範」という言葉の意味が、「カントいい」である。 ②神様が行動を見ているから気を付けた行動として妥当する行動を取る 神様が行動を見ているという考え方があります。 私たちは絶対的な他者か…

カント 義務論 規範倫理学

私たちが行動を起こす際に、どのような行動なら善であると語れるでしょうか。 カントは善が大事であると述べています。善ばかりになれば世界は平和になる、とも述べています。 私たちの行動する規範となる考え方は何でしょうか。 ①パソコンで調べものをした…

第100回投稿記念「ニーチェ&イエス・キリスト」

運命愛を信仰して己の人生を肯定しようとしたニーチェは、キリスト教を学び、ある理由から無神論者を名乗ります。 人々は彼を無神論者であり悲観主義であってネガティヴであると語り始めます。 私はニーチェの生まれ変わりですが、本当は彼は神を信じる有神…

ハイデガー 頽落観念

(「解釈」)空談 ハイデガーが頽落として取り上げる項目に空談というものがある。 空談はおしゃべりをすることであり、価値のないおしゃべりをしている者達を批判しているだろう。 (「解釈」)好奇心 好奇心にそそられてあれやこれや手を出してしまい失態…

ハイデガー 到来感と到来感覚

脱自態として意識態を構築していく物語が、ヘーゲルの精神現象学で意識の成長を描いたように、展開されていくことが懸念されます。 将来のある出来事が現在態となり、過去となる。 瞬間的に到来するものを巡らせる感覚が到来感覚と称揚する。 瞬間的にリスク…