2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ヘーゲルの否定と否定性というカテゴリーにおいて生命の否定と生起の否定というものがある。生命を否定することは自己や個性的生命を否定するという観点でも語られ、自己を否定することは生の堕落とも捉えられる。自己を否定するその否定をさらに否定するこ…
(「解釈」) 時間性の時熟 現在を充実させ、過去を面白いと思い、そこから脱自して、将来と統一させること、これを脱自的統一と称する。 既往性として時熟させること、これが過去のオアシスという観点的立場と相なす。 (「解釈」)過去と現在と将来 過去の…
この世界(A)でテレビ番組の収録があり、撮影されているとしよう。Hさんは番組の収録に参加する、と仮定する。 Hさんは番組収録後、自分が二人いることに気が付く。もうひとつの世界(B)があると閃いたり、その世界で番組収録がされていたことに思いを馳…
(「解釈」)眼前存在者 目の前に現れたり出て行ったりする存在を眼前存在者と称する。 或る人の行動によってその人が自分の眼の前に現れ、会話するとき、眼前存在者と会話しているのであろう。 (「解釈」)手元存在者 手元にある刀を手元存在者と称する。…