エロスのエントロピーという概念もわれわれに関与してくる、いわば高揚感とも言えよう。エロスの加熱具合というものも加味されるし、加熱速度も加味される。
タナトスのネゲントロピーという概念も僕達のいわば自殺希望者には関与してくる。
タナトスとは死への欲求という意味があるが、死への欲求がマイナスとなるネゲントロピーを生み出すという懸念がある。死への欲求は、自分の時間のマイナスとなることが考えられるのだ。マイナスエネルギーを出さずにもっと楽観的に暮らしていく。
楽観的に暮らしていくことで純心のエントロピーを増大していく。適度にお墓参りに参列することで、純真なエントロピーを増大していく。
タナトスという死にたい、終わりたい、という欲求は、マイナスエネルギーとなって、後に微妙な傷が付いてしまうおそれがある。マイナスエネルギーが後で良くない、という言葉は、タナトスだから、という意味がある。