そもそも神はいるか、という問いがあります。まあ、神はいるということで、神の軌跡はあるか考えていきたい。 いきなり天国に連れて行ったりプレゼントをしてくれたりするという奇跡も考えられる。神ははるか前から存在するというイメージがあり、大賢者のイ…

主客一致の謎というものがある。主観は客観と一致しうるか、という問いがある。 主観性というもので扇風機を観測する。そのとき、風が吹いてきたと体感する。 このとき、風が吹いてきたということの信憑性を持つ。 このとき、主観で風が吹いていると信憑して…

目の前に机があるとき、机を見渡し、物体があるという解釈をする場合がある。 このとき、物体があると自然に信憑を抱く。物体があるのを見たときに、自然と、それも高速で信憑してしまう。 家にいるときに、リビングの方から「ガシャーン」と何かが壊れる音…

フッサールはウル・ドクサ、すなわち原信憑と書かなかった。 最初から信憑性を持つ事柄、例えば机はある、という命題について我々はウル・ドクサを抱いている。 しかしながら、りんごはある、という命題については時間をかけて信憑性を抱く。 りんごはある、…