諸差異と自律性

私たちは、それぞれ異なる性格を持ち、異なる優しさを表現しています。

性格の良さが優しさとして表れる、という一説は嘘でもないような気がします。

私たちは互いに性格の差異というものがあり、その総体を諸差異と呼ぶことができます。

 

諸差異のうちのとある差異性としては、面白い性格であるとそうでないという差異と、誠実であるとそうでないという差異があります。

 

面白い性格をしている人は、人に好かれることがあり、しかし人に好かれない面白い性格の人に立て分けされます。

 

誠実である人も、好印象をよく持たれることもあり、しかし好印象の少ない場合に立て分けされます。

 

誠実である存在は、誠実という自律性を持っていることがあります。

自律性を持っていくべき機会というのはたしかにあり得ます。

自律性はよりよい人生を歩むうえで重要なポイントとなります。

 

諸差異を抱えながら、自律性を確固たるものにしていく、それは、諸差異の収束なのかもしれない。